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パニック障害は、心の病で最近増えている病気の一つです。
病気自体は、昔からあったのですが、不安神経症、心臓神経症と呼ばれていました。
パニック発作のメカニズムがわかってきたことで、現代医学が分類しなおして生まれたのがパニック障害です。
パニック障害は、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」といった、3つの症状が特徴です。
パニック発作は、突然、動悸、心拍数の増加、息苦しさ、めまい、吐き気、手足のしびれ、不安感、恐怖感といったことが繰り返し起こります。
その後、その発作がまた起きるのではないかという再発への強い不安を抱くようになってしまうことを「予期不安」といいます。
さらに長期化すると、パニック発作への不安感から、人が大勢いる場所や家から離れた場所へ行くことが恐怖になり、外出することが困難になります。
長期化すると、「うつ病」を併発する可能性がとても高くなります。
パニック障害の治療には、薬物療法、認知療法、行動療法があります。
パニック障害が発症したらまず、薬物療法が必要となります。
発症して間もなければ、薬だけで治る可能性も高いようですが、パニック障害は慢性化する傾向があり、発作の恐怖がトラウマとなる予期不安や広場恐怖が表れると、完治するのには長期間かかるようです。
しかし、パニック障害は決してめずらしい病気ではなく、アメリカでは100人に3人の割合で発症しているそうです。
日本でも同じぐらいの割合で発症していると考えられています。
パニック障害は、放って置くと慢性化する場合がありますが、早めに治療を行えば必ず治る病気なので、早めに受信することが必要です。